南北線にて
外国の人の会話のなかにちょいちょい大手町 高島平 武蔵小山がでてくる
頭の中でいいなと思ったことばたちも文章にして書くということをしてる間にとても野暮な事に思えてくる
頭から手に行く間に鮮度が失われてる
携帯よりもPCのキーボードの方が鮮度があり、キーボードよりもノートに手書きの方が鮮度がある
でもノートがいつも身近にない
最近のこと
近所のハムスイゴ(友人のさっちゃんが教えてくれた最高の食べ物)が食べれる中華料理屋がいつの間にか変な店に変わっていた
串焼きやみたいな変な店に
近くを歩いていたカップルが「またやばいのできたね」「やばいね」と言っていた
かなしくて信じられなくて何度も確認したけど銭湯の隣なので間違いない
もうあのおいしい食べ物は横浜に行かないと食べれないのでしょうか
甘くてしょっぱくてもちもちで熱々のあの食べ物は
ヒヤシンスに意地悪をしています
根っこの先っぽにしか水がついていない状態にしています
すぐにかびがはえるからです
短い根っこもぐんぐん伸びるからです
様子をみている
今日のこと
家から2時間かけてまたつちうら古書倶楽部に行った
本当は土浦のスーパー銭湯でサウナに入る予定だったのだけど、
帰りも2時間かかるんだよなあ、と思ったら行くのをやめてしまった
本を3冊、正岡子規の仰臥漫録とアラーキーの写狂人日記、横尾忠則の我が坐禅修行記を買った
いま日記の本を集めていて、なかなか濃い3冊
酒井忠康さんの「横尾忠則さんへの手紙」という本の中で横尾さんがある美術館を訪れてあまりにがらんと何も展示がなかった時「禅ですね」とおっしゃっていた、という文章が記憶に残っていた(うろ覚え)けど
なるほどこの坐禅修行記はすごい、、、今から読むのが楽しみ
男性作家の日記みたいなものは記録としての機能がとても強くて私は好き
「向田邦子の恋文」の中で向田さんの手紙のあと恋人のN氏の日記が続くのだけど
いつもその日買ったものが最後に記してあるのがとても好きだった
向田さんが夜訪れて作って行く料理のメニューも好き
自分も一時期夕飯の献立だけを毎日手帳につけていたことがあり、
出来事を書かなくても夕飯のメニューだけでそのひのことを思い出せるし、毎日続くし、とてもよかった
またやってみます
行く途中には武田百合子さんの遊覧日記を読んで行った
娘さんの武田花さんの写真がとても素晴らしくて写真のページが来るたびに写真集みたいにじっくりみてしまう
あとにおいの描写がすごく共感できる、、
誰かの1日を辿ることはとても不思議な体験だ
できればエッセイとしてまとまり過ぎているものより何月何日、と始まるのがいい
日記についての展示、h.i.booksの第二弾ですけど、少しずつ始めてます
詳細はまたh.i.booksのページの方でおしらせします
ちなみに今日の夕飯はプロテイン(オールホエイクラシックのチョコ味、豆乳で)
おやつにポリッピーの4種のチーズ味(そんな味が出ていたのを山形県民の皆さんは知っていましたか)、
みかんとさけるチーズ、アミノバイタルのBCAAのやつ
マラソン大会までは減量中なのでしばらくプロテインかも、、つまらないけどこれも記録